借りっ放しでは、いかん!ということで、十数年ぶりに関東圏の楽器屋さん巡りをしてみたが、結局収穫はゼロ。
どの楽器も似たり寄ったりというところ。EGAWA君のWADE Custom 5 strings Bassの方は当時所有していたFodera 6 Stringsとよく似た鳴りをしており素晴らしく良いのだけれど、余りの重さのためにストラップを付けての長時間の立奏は無理で座っていても太ももの辺りが痺れてくる始末。当時、苦に感じなかったのは年齢の所為か。
で、Rickenbacker 4001の方はというと2011年3月11日の東日本大地震の際、なにげに壁に立てかけていたために倒れてしまい、それ以降、ずっとケースに収納したままの封印状態。
ギタースタンドに立てかけていたWADE Bassは無事。
地震が発生した当時、ボーカル録りの最中だったが、マイクスタンドも倒れなかった。やはりスタンドは大事。
今回、そのリッケンバッカー4001のブリッジをHIP SHOTの5RK400C Brassに、そしてフロント側のマイクをBARTOLINIの6RTに交換してみた。感想の方はというと..「何の感動も無く、別に...」といったところ。
あえていうと、HIP SHOTのブリッジを交換したらオクターブピッチが正確に調整できるようになったことと、弦間を微調整出来るようになったこと。
ピックアップをBARTOLINIに交換した結果、音量バランスがよくなったことか…。
なにせ古い楽器なので金属パーツは経年劣化が激しかったので、交換後には少しは見た目が良くなった。
ブリッジ側のマイクまで交換してしまうと音が暴れなくなってしまい、「優等生的なサウンド」になってしまう。
あと、ブリッジ側のマイクの周囲に設置されている銀色のマウントプレート(?)。これを外してしまうと、「埃っぽい音」、「カビ臭い音」が出なくなるので外すのはマイクカバーだけにしている。
大きな金属のマウントプレートがあるおかげで、生音はどことなくResonator guitar(ナショナルギター、ドブロギター等)みたいな音がでる。
ブリッジを交換したのを機に5度チューニングから通常の4度チューニングに戻してみたり、色々テスト中(90年代当時は5度チューニングで使用)。
それにしてもこのRickenbacker4001の生鳴りはセミアコ並にデカい。
↓HIP SHOTに変える前に、SCHALLERのブリッジに替えてみた結果、こちらの方が諸々具合は良かったが見た目がイマイチ。
↓純正ブリッジの裏側。超軽量なブリッジ。金属削り出しではない。
↓もはや骨董品の域。Retrospective。
↓完。
1996〜1997年頃にRickenbacker4001を使って参加した楽曲が数曲、YouTubeにあがってた
高橋洋子 - 新しいシャツ(1996)
MONDO GROSSO - Still in the rain(1997)
荻野目洋子 Yoko Oginome - LOOK UP TO THE SKY(1997)
CHARA Junior Sweet(1997)
UA - リズム(1996)